夏休み帰省中、天理大学に入学した友人が、天理教のハッピを着て帰ってきたことがありました。
「お前、何か宗教団体にでも入ったのか?」
もう30年前の話ですが、それこそ当時は天理教がどういう宗派なのか、まったく知りませんでした。
天理教の葬儀は、神葬祭の形式をとっています。
しかし、さほど厳密というわけでもなく、様々な兼ね合いで他宗教の形式で葬式をするケースも多々あるそうです。
そして、天理教の死生観はこう唱えられています。
「人間には霊魂があり、人間の身体は神様からの借物です。だから、人間の死=神様に身体を返さなければならない。」
つまり天理教の葬儀は、近い将来、神様から新しい生命を借りて、再びこの世に生まれてくることを願うことも含まれているわけです。
当時、私が天理大学に入学していたら、友人と同じように天理教のハッピを着て帰ったんでしょうか。
今のように天理教の死生観を知っていたら…同じ行動を取ったかもしれません。